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 11月18日(水)

13:00~13:45

サーキュラーエコノミー

プラスチックは悪者か?~プラスチック廃棄物の問題と資源循環戦略~

日本プラスチック工業連盟

前専務理事(三井化学(株) ESG推進室 アドバイザー)

岸村 小太郎

岸村 小太郎

プラスチックは私たちの暮らしに定着し、様々な生活分野や産業分野に貢献している。
しかし、使用済み製品の不適切な廃棄や、不十分な廃棄物管理等により海洋プラスチックごみの問題への関心が世界的に高まっている中、中国が使用済みプラスチックの輸入を禁止する等、プラスチック廃棄物の問題がクローズアップされ、”減プラスチック”や”脱プラスチック”という言葉が一種の流行になっている感さえある。これらの問題を巡る業界の取組みや、プラスチック資源循環を巡る国の動き等を紹介するとともに、今後の業界に対する期待を述べてみたい。

15:00~15:45

コンポジット

最新のコンポジット利用動向とその適用技術~航空・自動車から地上人工物へ~

金沢工業大学 革新複合材料研究開発センター

教授・所長

鵜澤 潔

鵜澤 潔

将来、FRPが鉄やコンクリートと並んで人工物の主要な材料になる可能性は高い。むしろ、メンテナンスコストが世界中で社会問題化しつつある現在、安全安心な社会の実現に対して、軽くて強くさびないFRPの大幅な適用拡大は不可欠であり、それを促進する取り組みが求められている。
近年、生産サイクルが短く加工性に優れる熱可塑性樹脂複合材料(FRTP)は航空機や自動車部材への実用化が進められている。FRTPの革新的な高速連続成形技術により、建設分野にむけた大型・長尺部材の低コスト・大量供給の実現に取り組んでいる。
FRTPによる汎用構造部材なら低価格な部材の大量供給が容易であるうえに、加熱軟化を利用して重量鉄骨並みの部材を簡単に曲げたり溶接することが可能で、現場加工による施工の効率化も期待できる。これらの複合材料の適用動向から見えてくる、実用化を目指した材料&形技術開発の取り組みについて概説する。

16:00~16:45

サーキュラーエコノミー

ソニーが取り組む廃プラの循環利用~高再生材率の難燃プラスチックSORPLASについて~

ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社

IoTソリューション事業部 SORPLAS事業室 ケミカルエンジニア

稲垣 靖史

稲垣 靖史

11月19日(木)

11:00~11:45

コンポジット

名古屋大学 NCCで実施している
CFRTPを自動車構造に適用する
研究開発プロジェクトの現状

名古屋大学 ナショナルコンポジットセンター

特任教授

石川 隆司

石川 隆司
13:00~13:45

スマートファクトリー

IoT、AI、ロボット、その次は?~新たな日常への中小企業のチャレンジ~

一般社団法人クラウドサービス推進機構

理事長

兼 公益財団法人ソフトピアジャパン

理事長

松島 桂樹

松島 桂樹
15:00~15:45

金型・スマートファクトリー

型破りな金型屋のIoT 成功と失敗

有限会社高木金型製作

代表取締役

高木 雅英

高木 雅英

IoTでデータ・工程の管理をし売上・利益とも飛躍的に伸ばす事が出来た。
幾度と講演会の講師を引き受けて講演をするたびに、1部上場の企業さんからも末端の金型製造部門における工程管理の方法を教えてほしい、といった問い合わせが多数寄せられるようになった。
金型という単品物のため、正確な時間の把握は無理であり、正確な加工デ-タ(情報)のみに特化させている。

11月20日(金)

11:00~11:45

自動車

車両軽量化を実現する自動車部品の開発事例~バランス感覚だけが材料レシピのセンスじゃない~

マツダ株式会社

技術研究所 先端材料研究部門 アシスタントマネージャー

朝野 千明

朝野 千明

地球環境保全の観点から車両の燃費や電気自動車の航続距離に対する要求が高まる一方、各種電気デバイスを活用した安全装備の充実も加速している。
マツダでは、これまで薄肉バンパー材や電波遮蔽材の開発を成功させ、量産化を通じて車両の軽量化やコスト削減に貢献してきた。これらを事例として紹介する。
また、更なる機能向上や円滑な量産化のため、材料MBR(モデルベースリサーチ)体制構築に取り組んでおり、その考え方についても紹介する。

13:00~13:45

電機・精密機器

光学機器・光学デバイス関連の市場動向

株式会社富士キメラ総研

第二部 課長

豊田 裕介

豊田 裕介
14:00~14:45

コンポジット

セルロースナノファイバーの自動車内装材への適用

トヨタ紡織株式会社

材料技術開発部 部長

有尾 敏幸

有尾 敏幸

トヨタ紡織の環境への取り組みの一環として植物由来材料の自動車内装部品への適用を推進してきた。
NCVプロジェクト(環境省)ではセルロースナノファイバーの実用化検討を進めセルロースナノファイバーを使用する事による効果と課題が見えてきた。

15:00~15:45

自動車

CASE時代の車載電子製品における
プラスチックの役割と期待

株式会社デンソー

電子PFハードウェア開発部 戦略企画課

神谷 有弘

神谷 有弘

車載電子製品の小型軽量化を実現する小型実装技術が重要になっています。その技術を支えるのが実装に係るエポキシ樹脂を中心とした、各種プラスチックス材料です。
樹脂の選定、使いこなしは製品の組み立て実装工程を理解したうえで行う必要があります。それが、製品の長期信頼性にも影響を与えます。事例を交えてその考え方をご紹介いたします。

16:00~16:45

サーキュラーエコノミー

バイオプラスチックを巡る最近の動向

日本バイオプラスチック協会

顧問

吉田 正俊

吉田 正俊